
- 永井 良和
- 橋爪 紳也
- 紀伊國屋書店
冷静なプロ野球本
今までのプロ野球関連の本と言えば、なぜか選手や球団の人生哀歌本ばかりだったが、本書はそんなあまりに主観的な視点とは一線を画している。今は無き南海ホークス、大阪球場を主軸に、今まであまり語られることの無かった球場設計やファンの応援行動を調べ上げた、チームの勝敗や選手記録とは別の日本プロ野球史を伺い知ることができる。サッカー書籍に遅れを取っていた冷静な視点で、日本プロ野球を切ったエポックメイキングとも言える一冊だ。南海ホークス、大阪球場を知らないとしても、プロ野球に多少なりとも関心を持っている人であれば、必ず貴重な知識を本書から得られるはずだと思う。
エッセイではなく、学術書ですよ!
著者は大学教授、助教授。 これで分かるとおり、南海電車本社、在阪パ他球団(近鉄、阪急)、観客動員、大阪球場といったテーマを、黎明期から福岡ダイエーまで、丹念に検証した本です。 エッセイではないですからね! 僕はもっと、門田、3山内、新井、ドカベンのこぼれ話のようなものを読みたかった。 でも、帯の「巨人中心の野球史では見えないものがある!」は魅力的な言葉です。類書の発行を期待したい。そのための布石として本書は貴重かも知れません。
南海ホークスの栄枯盛衰とパリーグ
南海ホークスから観たパリーグの栄枯盛衰を見事に書ききっている本書は、驚嘆に値する。著者の一人である橋爪氏は、大阪を書かせたら見事に書く一人である。南海ファン、野球ファンにも読んで貰いたい本である。現在、巨人中心のセリーグに対する疑問を持っている読者も陰であるパリーグに脚光を当てた本書を推薦する
- ホークスの70年 惜別と再会の球譜
- 永井 良和 / ソフトバンククリエイティブ
- あの頃こんな球場があった―昭和プロ野球秘史
- 佐野 正幸 / 草思社
- HAWKS the 70th―ホークス栄光の軌跡
- ベースボールマガジン社
- パ・リーグを生きた男 悲運の闘将・西本幸雄
- 西本 幸雄 / ぴあ
- 私の履歴書―プロ野球伝説の名将 (日経ビジネス人文庫)
- 鶴岡 一人 / 西本 幸雄 / 稲尾 和久 / 川上 哲治 / 日本経済新聞出版社
- 男泣きスタジアム!―激動のパ・リーグ編 (オフサイド・ブックス)
- オフサイドブックス編集部 / 彩流社
- プロ野球ユニフォ-ム物語
- 綱島 理友 / 綿谷 寛 / ベースボール・マガジン社
- 野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス
- データスタジアム / 宝島社
- 昭和プロ野球を彩った「球場」物語 (宝島SUGOI文庫)
- 佐野 正幸 / 宝島社
- ディア・ドクター 【限定版】 <初回限定生産> [DVD]
- 笑福亭鶴瓶 / 瑛太 / 余貴美子 / 香川照之 / 西川美和 / バンダイビジュアル